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大地に寝ることの効能

今月の初めに、高校の同級生12人(男子7、女子5)でキャンプへ行った。
海辺の開放感のあるキャンプ場でバーベキューや花火をして騒ぎ、夜はテントに寝た。
無数の虫の声がすぐ耳元で聞こえ、吹き込む風も心地よく、本当に気持ちの良い経験だった。

帰りは海岸でちょっと遊んだ後、みんなで温泉へ寄って汗を流した。
体は疲れていたが、心はスッキリ!
うまく言えないが、体が細胞レベルで整った感じがあった。
それは3週間たった今も続いている。

人間というのは時々地べたに寝転がって原始に帰ることが必要なのかもしれない。
別の言い方をすると、「自分を地球の波長に合わせる」ということだろうか。
体調が良くなったのはもちろんだが、自然な自己肯定感が、今ほのぼのとした幸福感をもたらしてくれている。

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# by kayako-saeki | 2023-10-22 11:30 | その他 | Comments(0)

夫の命日

今日が夫の本当の命日。
去年の9月26日12時半ごろに亡くなった。
病院から連絡をもらって駆けつけたときには、すでに旅立ったあとだった。
まだ血圧や脈を図る計測器は繋がれたままで、モニターの3本の線はすべて一直線になっていた。
夫の名を呼びながら触れると、モニターに波形が現れた。
私のものだとわかっていたが、夫が少しだけ蘇ってくれたような気がして、冷たくなった手をずっと握っていた。
死ぬまで私を気遣い、愛してくれた。
二人の人間が出会って心を通わせ、愛について学び経験する一つの物語が終わった。
いろいろあったが、今はしあわせな思い出しかない。

# by kayako-saeki | 2023-09-26 12:01 | その他 | Comments(0)

夫の一周忌

夫の一周忌を済ませた。
本当の命日まではあと一週間ほどあるが、一区切りという感じだ。
喪失感や悲しみというのは、時がたつごとに色を変えてやってくる。
伴侶をなくす経験を通して、改めて考えることも多い。
画像は、法要後に行ったレストランでのランチ。
グルメだった夫もきっと満足してくれたであろう、美味しいフレンチでした。

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# by kayako-saeki | 2023-09-17 21:19 | その他 | Comments(0)

タイのBLドラマ

今、官能ではない小説を執筆している。
普段、自分の物語の世界に入り込むと、そこに別の世界を入れたくなくて、他の小説やドラマを視なくなる。
だが、今回はお昼を食べながら、よくタイのBLドラマを視ている。
なぜか邪魔にならないのだ。

脚本がちょっと雑だったり、俳優さんも上手な人が少なかったりして、いろいろアレなのだが、それが気にならないくらい幸せな気分にさせてくれ。
そのしあわせな気分がまた、自分の書くエネルギーになったりするのだ。

たいてい攻めが受けを愛しまくる設定だが、ただイチャイチャベタベタするのではなく、ツンデレが入ったり同性愛の悲哀や恋の切なさが描かれたりと、工夫がされている。

あくまでも女子から見て「こうなってほしい」という願望がきっちり実現されており、攻めは「え、こんなこともしてくれるの!」と感動するほど奉仕精神に富み、イケメンぶりも含めてスパダリ(スーパーダーリンの略)感が半端ない。

受けの俳優さんたちの振る舞いもめっちゃ可愛い。
驚いたり、拗ねたり、嫉妬したり、甘えたり・・・とにかくみんなが見たがっている受けの可愛さの極みがそこにある。
物語がそれほど複雑ではないこともあって、シンプルに「ああ、こんなに愛されたらしあわせだろうな〜」と自然に思う。
(それほど複雑ではないから自分の執筆に影響しないとも言える)

そして、もう一つの理由は、びっくりするほど美形が多いという点である。
見ているだけでも、腐女子心が満たされる!
タイは地勢的にも歴史的にも人種のるつぼで、ユーラシア大陸のほとんどの遺伝子が混ざり合っている。
地元の東南アジア系に加え、ヨーロッパ、中東、中央アジア、中国、韓国など、他の国では考えられないほどの血筋のバリエーションがある。
それが、文化の多様さや気質のおおらかさに繋がっているような気もするのだ。

つい熱中して5時間とか6時間とか視聴してしまうと、視終わったあとで、
「女じゃダメなんだ。男だからこんなに愛されるんだ。ああ、私も男になって男に愛されたい!」
などと、バカなことを考えてしまう。
正気にかえれば、
「いやいや、そうじゃなくて、女だって男に愛されるよ、確か」
と思い直すのだが。


# by kayako-saeki | 2023-09-11 10:46 | 好きなもの | Comments(0)

高田馬場芳林堂サイン本

昨日3日に、高田馬場芳林堂書店さんへ行って、新刊『机の下の楽園』にサインをしてきました。
もう、レジの近くの台に平積みになっているはずです。
紅文庫は、今のところ電子化の予定がありません。
タイトルも文芸小説のような普通のものですし、お手に取りやすいかと思います。
この機会に、ぜひお買い求めくださいませ。

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# by kayako-saeki | 2023-09-04 11:56 | 「机の下の楽園」 | Comments(0)