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『令嬢奴隷 恥虐の鬼調教』あらすじ

4月13日発売予定の新刊『令嬢奴隷 恥虐の鬼調教』は、聡明で愛らしい生粋のお嬢様女子大生・真由香が、酷薄なサディストであるフリーライターの大川に、これでもかというほどひどい調教をされるお話である。
マドンナメイトの編集長に「今回の責めもエグイですね」と言わしめ、編集の二木さんにも「真由香が可哀想で」と嘆かせた怒濤のハードプレイ!
自分で言うのもなんだが、佐伯香也子ならではの、斬新にしてディープな世界が展開される。

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<目次>
第1章 天性のマゾお嬢様 
第2章 屋上公開浣腸の恥辱  
第3章 野外磔の肉便器奴隷   
第4章 クリスマス拷問パーティ 
第5章 過酷な雪中責め    
第6章 闇の試練の果て   

とあるSNSで大川に目を付けられた真由香は、巧みな手口によっておびき出され、夜の公園で大股開きの絶頂を迎える。
そこからは大川の言うなりとなって、アナルビーズを入れたまま朝の通勤電車に乗せられ、中で抜き差しされたり、公園の薮の陰で目隠し鼻吊りのひどい姿でイカされたり、野外排尿を強制されたりする。

その後も、肛門拡張、見物人のいる屋上での吊り浣腸、尿をしみ込ませた綿棒の鼻挿入、夜の歩道橋での裸体磔など、お嬢様の精神の限界を超えるような残酷極まりない責めが続く。

そして、真由香が命ぜられれば野外のどこでも尻を出し、浣腸されて我慢する従順な奴隷に仕上がったところで、大川はセレブばかりが集まるSMクリスマスパーティーへ連れて行く。
そこで会社重役の高沢に気に入られた二人は、彼の別荘へと招かれる。

超大物ばかりが集まったその年越しパーティーは、まさに狂乱の宴で、それを境に二人の関係に変化が生まれる。
お嬢様から淫乱奴隷へと変貌した真由香はどうなるのか。
期待と謎の深まる終盤、物語は意外な方向へと発展してゆく。

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責め役「大川」は、これまで見聞きしてきた典型的なS男性像の一つとして造形した。
男性読者のみなさんには、共感してもらえる部分が非常に多いのではないかと思う。

真由香は、清楚で聡明な本物のお嬢様としてのリアリティーを堅持した。
女子大生というと、官能小説の世界ではもはや使い古され、どんなに淫乱でも不思議はないというほどすり切れたイメージが定着してしまっているが、本当に育ちの良い女子学生の実態はまったく違う。
実は私の出身大学もお嬢様の多いところで、戦前に建てられた学舎の様子など、母校を参考にしてある。

前回の「甘美な拷問」は完全にお金持ちの世界で、責めも大掛かりな道具を使う豪華なものだったのに対し、今回の大川は収入が少なく、身近なものの組み合わせで残酷な責めを考え出している。
しかも、その効果は金持ちたちのそれにけっして劣らないw
真由香は泣きながら許しを乞い、打ちのめされ、諦めて堕ちてゆく。

前半は今すぐでもできそうな卑近な責めの数々が続き、後半は登場人物が増える一方、ちょっとした仕掛けをほどこしてある。
責めとともに、編集長から絶賛されたストーリーもお楽しみいただければと思う。





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by kayako-saeki | 2015-04-02 15:56 | 「令嬢奴隷」 | Comments(0)